埼玉県内最大の動物園
この日はGW。遠出すると渋滞に巻き込まれるので近場で行ったことないところに行こう。
という行き当たりばったりな考えで突然行ってきました。「埼玉県こども動物自然公園」
こちらは埼玉県で最大の動物園で、日本国内では9つの動物園にしかいないコアラが飼育されているのが特長。
冬ならこちらでもカピバラ温泉をみることができます。
入り口では「ミスター・ズー」が出迎えてくれます。
牛の乳搾り体験
入り口から少し進むと牛舎があり、こちらでは乳搾り体験もできるそうです。
この時はすでに終わっていたのか、行われていませんでしたが、体験したい方は前もってスケジュールなど確認しておくといいでしょう。
世界最小の鹿「プーズー」
こちらはかなり珍しい動物「プーズー」。遠くにいたためまともに写ってませんが…。
実物はかわいらしいので近くで見れなかったのが残念…。
こちらも珍しい「ハダカデバネズミ」
わかりにくいですが、何匹かが身を寄せ合って寝ています。体毛がなく、歯が長いのが特徴。
しかし、もっと特殊なのがその生態。80匹ほどの群れで生活し、群れの中で子どもを生むのは1匹のみ。
その女王のような個体以外は繁殖せず、巣の防衛や食料確保などそれぞれの役割を持っています。
常に地中で過ごすので、哺乳類でありながら蟻のような社会構造をしています。
ペンギンは意外と自由
こちらのペンギンはほぼ放し飼い。柵もなくすぐそこにペンギンがいます。
運が良ければペンギンが通路を横断してくれるそうで、通路の両側にペンギン用と思われる通り道とスペースがありました。
子持ちのワオキツネザル
こちらも大した柵がない状態で飼育されていました。
よく見ると一番手前にいるワオキツネザルの背中にこどもがしがみついています。
人気のコアラのいるスペースへ
コアラがいる場所へ近づくと、なんと長蛇の列。日本で見れる場所は限られてますから当然なのかもしれませんが…。
しかし、この行列も閉園時間が近づくとかなり短くなっていました。
同じスペースにシロアリクイやナマケモノもいるので、見たい方は時間帯を調整するとよさそうです。
コアラ
肝心のコアラは寝てました。
コアラはユーカリの葉しか食べないのに、ユーカリの毒素を分解するためにほとんど寝て過ごすとのこと。
しかも個体によって好みのユーカリの種類が異なり、せっかく輸入しても食べないことがあったり、繁殖も難しかったり
そんなこんなで日本からコアラがいなくなるかもしれないと聞きました。見るなら今のうちかもしれませんね。
シロアリクイ
オオアリクイの印象と違って、上手に木に昇り降りしていました。
興味のある方はシロアリクイの威嚇について検索してみてください。かわいいすがたを見ることができます。
カンガルーの放し飼いスペース
もちろん通路以外は立入禁止ですが、柵がない状態でカンガルーが飼育されいています。
実物のカンガルーはイラストなどと違って筋肉隆々。かなりの力を持っていると思いますが…
みんな大人しく過ごしているので安心して見られます。
ポニーにも乗れる
この日は最後に見に行ったのですでに終わっていましたが、間に合えばポニーにのることもできます。
小屋には数頭の馬がいて、光に照らされた白馬はどこか幻想的
また、ここにはフクロウもいたようです(すでに帰っていましたが)。
マーラ脱走中
ではありません。なんとここではマーラが完全放し飼い。園内を自由に歩いています。
このときはポニー乗り場の近くで草を食べてました。
ここまで完全な放し飼いは初めて見ましたし、他の動物も比較的自由に飼育されていました。
冬ならカピバラ温泉も見られるので、興味のある方は冬に行ってみるのも良さそうです。