ブルーインパルスの大迫力の航空ショーが見られる「入間航空祭」
イベント 埼玉県

ブルーインパルスの大迫力の航空ショーが見られる「入間航空祭」

年に1度の航空自衛隊によるイベント

毎年11月上旬に入間基地で開催される、航空自衛隊による「入間航空祭」。
こういう時しか入れない基地の中で、飛行機やヘリ、特殊車両や軍用犬、航空ショーまでもが見れるということで人気のイベントです。そうともしらず、私は「面白そうだからちょっと行ってみよう」という気軽な気持ちで向かってしまいました。

 

しかし、このイベントは生半可な人気ではなかった・・・。

 

これから行く予定がある人は是非読んでください。私の二の舞いにならないために。

アクセスは西武新宿線か西武池袋線

西武新宿線の狭山市駅か、西武池袋線の入間市駅が最寄り駅となっています。または、イベント期間中は基地内にある稲荷山公園駅を臨時開放しているようなので、そちらは公式の情報を確認してください。

私は狭山市駅から歩いて向かいました。途中、基地に隣接した砂利道を通るのですが、戦闘機がかなりの低空飛行で近づいてくることがあり、道中から楽しむことができます。

 

軍用犬と特殊車両

入場したときには、ちょうど軍用犬によるショーが始まる直前だったので、まずはそちらに向かいました。

ここで初めて事態が自分の想像の遥か上にあることを悟りました。
途中に設置されていたトイレです。かつて見たことがないほど大量の仮設トイレが並んでいるにも関わらず、その前に並ぶ人の数が尋常ではありませんでした。

トイレのタイミングを間違えようものなら、人としての尊厳を失うことになるでしょう。

軍用犬によるショー


混雑したトイレを横目にショー会場へ。どの犬も大きく、賢そうで、立ち振舞もしっかりしています。
ショーの後は観覧者の方にきてくれるので、間近から写真を撮ることができます。太陽の位置を考慮して見学すれば、この写真のように逆行になることもないでしょう・・・。


こちらは特殊車両の移動式3次元レーダー装置 J/TPS-102(監視装置)
円筒状のものがレーダーとなっていて、世界初のものだそうです。


移動式3次元レーダー装置 J/TPS-102(統制装置)
こういった車両の組み合わせで警戒監視レーダー網として機能するようです。
すでに私が理解できる範疇を超えていますが、なんとなく凄いのはわかります。


何かを発射するのでしょう。何かを。

 

ブルーインパルス

このイベントに来る方のほとんどの目当てが、こちらのブルーインパルスによる航空ショー。
ここでも私の考えの甘さが露呈することになります。

 

航空ショーがそろそろ始まるという放送を聞き、「面白そうだから行ってみよう」という、またしても楽天的な感覚でぎりぎりの時間に滑走路へ向かいました。

 

 

その有様がこれ。

 

 

 

滑走路の遥か手前からこの状況。
とりあえずここで、買っておいた佐世保バーガーを食べながら待ちました。

想像以上に大きかった佐世保バーガーが胃から溢れそうになるのに耐えていると、轟音とともに編成を組んだ飛行機が飛んできました。空を切り裂くとはまさにこのこと。

6機が今にもぶつかりそうな距離で、一糸乱れぬ飛行を繰り返します。

 

…言葉にならない迫力

 

 


ハートを描いたり


星を描いたり

他にもいろんな飛行をみることができます。
観覧者の皆が皆、ブルーインパルスを必死に追いかけるので、となりの人の望遠レンズが鈍器に変わっていました。
バズーカのようなレンズを使う人は周りに気をつけましょう。

 


ショーが終わり、人がはけてきたことでやっと滑走路近くへ行くことができました。やっと見えたブルーインパルス。
後から知ったのですが「ブルーインパルス」とはアクロバット飛行チームの愛称で、主な任務も広報活動だそうです。

 

ヘリコプターも

滑走路を見ていると戦闘機だけでなくヘリコプターも。


こちらは救難ヘリコプター。色と形が他のヘリと違っています。


こちらは輸送ヘリコプター。私がイメージしていた軍用ヘリがまさにこれ。

ハンガーには他にも色々な展示が


ハンガーとは、ざっくり言えば飛行機の格納施設のことを指し、ここにも飛行機が展示されていました。また、それ以外にも自衛官の装備品なども展示されています。


こちら装備品。……なにか違和感が…

なにか書いてある…

 

 


すべては…

 

 

 


ようか…

 

 

 

 

 

 

 

 

今のは一体何だったのか…
疑問を残したまま、航空ショーも終わったので帰路につくことにしました。

 

と思って北門に向かって歩いていると…
ジオラマらしきものを発見。エンジンと書いてあるのでそちらの部隊が何か作ったようです。


何やら色々なものが置かれ、何かのシーンを再現してるのだろうか
………この世界観は一体…

 

 

 

 

こういった狂った斬新な世界観を味わえるのも1つの醍醐味でしょう。

 

最大の誤算

この後、北門から出て狭山市駅に向かおうとしたのだが、ここからが最も大きな誤算でした。

 

基地を出ることができない

というのも基地前の道の歩道が狭いにも関わらず、大勢の人が一気に帰ろうとするので、基地を出る人数に規制がかかってしまったのです。もし途中でトイレに行きたくなっても、前も後ろも長蛇の列。トイレに向かうのも簡単ではありません。

なのでまずトイレを済ませてから帰路につくか、タイミングをずらすことをお勧めします。

 

飲料の確保ができない

水やお茶、スポーツ飲料はもちろん、ジュースから何まで片っ端から売り切れていました。
水分補給は駅前につくまで出来ないと思ったほうがいいでしょう。帰路につく前に、飲み物の準備もしておきましょう。

 

軽い気持ちでイベントに参加したため、うまく立ち回れないことが多々ありましたが、それでも「入間航空祭」はとても楽しめました。しっかり準備すればより快適に楽しむことができるはず。是非ともこちらを参考の1つとしていただけたらと思います。

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