動物との距離が近い動物園
千葉県市原市にある「ぞうの国」。
ここは一般的な動物園に比べ動物との距離が近く、ぞうに触ることも、ぞうに餌をあげることもでき、さらにはぞうに乗ることもできる動物園です。ぞうによるぞう好きのための珍しい動物園。
もちろん、ぞうしかいないわけではありません。
園内MAPを見ると思ったよりもたくさんの動物がいることがわかります。
あの有名な絵を描く象
1日に何回かぞうのショーがあり、そこでたくさんのぞうが出てきます。
何より驚いたのは、ニュースなどでも取り上げられていた、あの有名な絵を描くぞうです。まさかこの「ぞうの国」にいたとは。さすが「ぞうの国」。
実物を見る日がくるとは思ってもいませんでした。
見ていただければわかる通り、私を含めそこらの人が描くよりも上手い。驚きと感心のあまり、日頃死んだ目をしている私も、この時ばかりは少年のような輝きを取り戻していたことでしょう。
ショーのあとはぞうに餌をあげることも触ることもできます。ぞうの鼻はざらついて固く、毛も生えていて、鼻先は少しやわらかく鼻水でぬめぬめしていました。怖がる方も少なくはなかったのですが、せっかくなので触ってぬめぬめになっておくことをお勧めします。
そして、事前にチケットを買っておけばぞうに乗ることもできます。もちろん私も乗ってみました。
想像以上に高く、左右に大きく揺れるため、ほんの短い距離を歩いてもらっただけなのに手汗がぞうの鼻先のようになっていました。
たくさんの猫と戯れる
ぞうの他にも数多くの動物がいると紹介しましたが、動物園にしては珍しく猫と触れ合える場所もありました。
別料金なのですが、どの猫も人になれていて逃げるわけでもなく、ノーリアクションで触らせてくれます。ノーリアクションで。
元気なカワウソ
だいたいの動物園で見ることができるカワウソ。大して珍しくもないと思うでしょうが、ここ「ぞうの国」は一味ちがいます。多くの場合、動かなかったり、水中で泳いでたり、遠かったりでよく見えもしないのですが、ここにいるカワウソは違いました。
彼らは知っているのです。
我々が餌を持っていることを。
そのため、かなりの勢いでこちらに寄ってきます。手を伸ばしたら触れる距離で餌をくれと群がってきます。
しかも、運良く昼食の時間に重なれば、恐ろしい形相で魚を食べるシーンも見ることができるのでおすすめ。
ビーバーも多分元気
ビーバーはカワウソほど近い距離で見れるわけではないのですが、彼らも餌をくれと元気に近づいてきます。動きがとても遅いのですが、とても元気に。
こんなにも力一杯手を伸ばしてきます。
イグアナ
近い。
このように、動物と触れ合うことができるのが「ぞうの国」の特徴です。
色んな動物に餌付けできますし、向こうも餌をくれると近づいてきてくれます。この距離の近さを知ってしまえば、ほかの動物園では物足りなくなってしまうかもしれません。