ウルトラ怪獣の聖地
男性ならば必ずと言っていいほど通ってきた道「ウルトラマン」。
その主役であるウルトラ戦士と、激闘を繰り広げた数多くの怪獣達を覚えているでしょうか。
正直、私はほとんどウルトラマンの記憶がないのですが、そんな私の耳にある情報が入ってきました。
なんとあの、最も有名と言える怪獣「バルタン星人」が、人目を忍んで酒場を経営しているというのです。
怪獣酒場がウルトラ戦士にバレた!?
と、いうことで行ってきました。これがバルタン星人の経営する酒場「怪獣酒場」。
ウルトラ戦士にバレないよう、川崎駅からすぐのところに店があります。
看板はバルタン星人が運営していることがわからないよう、シルエット状にカモフラージュされています。
さらに店に入る際、ウルトラ戦士かどうかを確認されます。
入り口横に設置された「ジャミラの口」によってウルトラ戦士かどうかがわかるようになっているのですが、この時はちょうど故障しており、ウルトラ戦士ではないことを口頭で告げることで、どうにか一般人と認められ、入店することができました。
警備が厳重ですね。
しかし、入るやいないや衝撃の事実を告げられました。
すでにこの酒場はウルトラ戦士にバレており、監視下に置かれているため、近々戦略的撤退を行うとのこと。最初で最後の怪獣酒場となってしまいました。残念ですが見つかってしまったのでは仕方ない。むしろ、この店がバルタン星人の店だと見抜いたウルトラ戦士が優秀だったのでしょう。
と思いきや、話には続きが。
撤退と見せかけて新たな酒場を秘密裏に検討しているそうなのです。怪獣達の憩いの場がまた復活する可能性があると聞き、私は安心して酒場の奥へと進みました。
怪獣酒場ならではの内装の数々
店内に入るとまずはゼットンが出迎えてくれます。
席に案内されるとテーブルには怪獣酒場ならではの小物の数々が。
箸置きは持ち帰りOK。さらに注文ごとにオリジナルのコースターがもらえます。
メニューの中身も怪獣酒場ならではのものが多く、日本の農家から学んだ方法で様々な食材を育てている怪獣たちの様子も掲載されています。
ジョッキには店長のバルタン星人。
店員の呼び出しボタンはカラータイマーとなっています。
特に驚いたメニューがこれ。
セブンに特別な恨みでもあるのでしょうか。たしかにセブンはアイスラッガーで怪獣を細切れにするなど、残酷な手口を使うことが多かったのですが…。
誕生月の方は特におすすめ
来店した月が誕生月であることを身分証などで証明できれば、秘密の部屋で記念写真を撮ることができます。残念ながらこの時は誕生月ではないため中には入れなかったので、外からの様子だけ撮影しました。
ウルトラセブンの名シーンを再現した部屋となっています。
さきほどの料理を見た後では、夜な夜なここでセブンがどんな目にあっているのか、恐ろしくて想像することができませんが・・・。
この怪獣酒場へ戦略的撤退の直前に行くことができたの幸運でした。
新たな酒場がいつどこにできるのかまだ分かりませんが、その際はまた訪れようと思います。