ラピュタを彷彿とさせる廃墟も魅力。東京湾最大の無人島「猿島」
観光名所 神奈川県

ラピュタを彷彿とさせる廃墟も魅力。東京湾最大の無人島「猿島」

身近で廃墟付きの無人島

「廃墟」と聞くと、一瞬オドロオドロしい想像をするかもしれませんが、以外にも風情や浪漫が溢れる場所で撮影スポットとして、行ってみたいと思っている人も少なくないはず。
私自身もかねてより興味があり、行って写真を撮ってみたいなと思っていた者の一人です。

しかし、いざ廃墟に行こうと思い立って情報を集めてみると、その困難さに心を折られそうになります。ほとんどの廃墟は老朽化などによる危険があるために立ち入り禁止とされ、侵入しようものならもちろん法的に罰せられてしまいます。
仮に法的に問題がない廃墟があったとしても、強面の方々の憩いの場になっており、熱烈歓迎されるのではと考えると・・・身構えてしまいます。さらには霊的な存在の可能性も否定できないのでは・・・と。

半ば諦めようとしていたところ、昔行ったことのある「あの場所」が廃墟として紹介されているのを見つけました。

それが「猿島」です。

 

東京湾最大の無人島「猿島」

そもそも猿島は廃墟と言えるのか?と疑問に思う人が多いと思いますが、猿島は元々、陸・海軍の要塞。
砲台跡や武器庫跡が点在し、敵に攻め入られた際に守りやすいよう、通路の両側に射撃用の窓があるなど、しっかりと要塞としての構造を残しており、そういった建造物が程よく朽ちて廃墟になっていいます。

しかも、無人島と言っても、横須賀中央駅から徒歩10分程のところにある三笠公園から、さらに船で15分ほどで上陸することができます。駅からの総時間にして約30分。この手軽さも魅力の1つです。

むしろ、「廃墟」と言う言葉に対して、何かしらの不安を持っている人にはこれくらいが丁度いいでしょう。
 

猿島上陸

猿島
これが船から見る猿島。
東京湾最大の自然島、かつ無人島。

猿島の通路
ほとんどの道が観光用に舗装されており、海岸へ降りないのであれば服装を選ぶ必要もありません。

猿島の壁
通路脇の壁などは程よく朽ちて苔生しており、ラピュタを彷彿とさせる雰囲気に。

猿島の砲台
砲台跡。戦時中は目前に軍艦が迫り、大砲を撃っていたのかと思うとなかなかの浪漫(不謹慎かもしれませんが)。

猿島の海岸
島の奥から海岸へ降りることもでき、干潮であれば結構な距離をあるくこともできます。
ここまで来る予定であれば服装や靴を選んでおくことをおすすめします。

 

あの有名な仮面ライダーも

仮面ライダー第80話にてゲルショッカー結成の際に使われた建造物。

ゲルショッカー結成

 

 

前述の通り、ここは手軽な廃墟かつ無人島。
にも関わらず、「撮影にも使われた無人島に船で廃墟を見に行ってきた。」と言えば
それなりの人が食いつくでだろう、ローリスク・ハイリターンのスポットになっています。

もし一度も行ったことがないのであれば、是非ともお試しください。

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